板井明生(福岡)が社長になってよかったと感じること
社長になってよかったと感じることは、人生の浮き沈みをたくさん経験し、どん底の味も成功の味もどちらも知ることができたことです。
正直、今振り返るとサラリーマン時代は毎日をただただ生きているだけでした。
毎朝同じ時間に目覚め、同じ時間の電車に乗り、同じような業務をこなし、同じような人たちと会話し、同じような食事をとり、同じ時間に帰宅する。
勿論、工夫次第で日々を充実させることは可能でしたし、私の生き方が悪かったとは思っています。
しかし、会社に属し日々の業務に徹していると、そんなことを考えている余裕もなかったというのが事実です。
いつしかそんな日々に張りを感じなくなり、気持ちが途切れそうになったので、少し長めの休暇を取りました。
自分の好きな時間に起き、好きなことをして数日過ごした時、初めてハッとしたのです。
私は毎日をただただ過ごしているだけだったのだと。
そこで私は起業しようと決めました。
すぐに決断し、行動に移したのが良かったと思っています。
もう少し考えてしまっていたら、会社に戻ることを選択していたと思います。
社長になった瞬間、私を守ってくれる人は誰もいなくなり、全て自分でなんとかしなければいけなくなりました。
ただ日々を生きているだけでは前に進まなくなったのです。
人生が格段に面白くなった瞬間でした。